3/2鑑賞。(悪童日記は去年鑑賞)

【借りてきた映画目次】

  1. 白ゆき姫殺人事件
  2. 悪童日記

★☆☆☆☆…不快。最低。
★★☆☆☆…普通。みなくてもいい
★★★☆☆…普通。みてもいい
★★★★☆…いい作品。もう少しなにか欲しい。
★★★★★…オススメ(人を選ぶものもあり)
ストーリー重視目。+αで色彩とか画面における真理表現も評価したりしなかったり。
素人目なんでそこら辺は生暖かくお願いします。

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白ゆき姫殺人事件(★★☆☆)

※ネタバレ有り
初っ端のtwitter表現が気持ち悪くて出だしに冷めてしまった。それだけならまだしも主人公の気持ちを主人公がツイートしてるから私だったらフォロワーがこんな支離滅裂なツイートしてたらミュートするなって気持ちがガンガンして怒りすらこみあげる(笑)
井上真央が実はそこまで好みではないのだけれど、前半と後半の演じ分け?というか、これは脚本がいいのだろうか?客観・主観の演技がとても気持ち悪くてよかった。別人を見てる風。
主人公城野のが不幸にも色々引き起こしてしまうのだけれど、ミュージシャンのくだりは正直「そこまでかけなくていいだろorz」って思っていたけれど、それも結局は「崇拝していた対象が体裁を庇うような人物だった」事に城野を絶望させる為だったのかな?とも。
根も葉もないこといってしまうてのはあると思うけれど、(TVとかで)タイトル通り「白姫」は殺人されたんだろうけど、(社会的にも精神的にも)「白雪姫」とかけるセンスがダサいというかまあそれはおいといて、「赤毛のアン」にもかけていたりしてさすがにどっちかにしろや感isあった。その上「魔女か?天使か?」のキャッチコピーは盛り過ぎでは?
話したいテーマが明確で好感は持てる。けれど、それを彩る要素が多すぎて、もっとスマートに行って欲しかったかんじがあって、評価下げてる所以なのだけど、そこら辺も意図しているのだろうか?
小野と谷村のビジュアルが被り過ぎててもっとどうにかして欲しい。
いい歳した女の友情が本来美しいのであろうけど片方ひきこもりなのでちょっとン…となってしまった。2時間TVドラマ感覚でみるなら面白かったので★3つ
芹沢ブラザーズ実在するひとなんだな。いい音楽だった。

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悪童日記(★★★★)

もしかして、描いてなかったのでは…?と思い立ち、書きます。
原作未読なのですがあのMOTHERがここから着想を得ているとのことで、わくわく楽しみに鑑賞。
残虐なシーンを遊び感覚でファイリングしたり、他人からみたら狂気としか思えないような誓い。
その中でも安らぎがあったり、そのやすらぎも大体次の瞬間弾け飛び、2人は復讐する。
目には目をみたいな。
最後の展開の息の出来ないシーンと、その後、漸く解放されたかのように思えたのも束の間、
エンドロールの羊皮紙のジトッ…とした後味の悪さが襲ってくる。実に良かったです。
映像的な良さが際立っていてもう一度観たいと思う。かつ、人にもまあ、勧められるということで★5つ。