12/20 見た映画完了

【借りてきた映画目次】

  1. バーンアフターリーディング
  2. ダージリン急行
  3. 太平洋の奇跡〜フォックスと呼ばれた男〜
  4. MILK
  5. 少年は残酷な弓を射る
  6. ミリオンダラーベイビー

★☆☆☆☆…不快。最低。「模倣犯
★★☆☆☆…普通。みなくてもいい
★★★☆☆…普通。みてもいい
★★★★☆…いい作品。もう少しなにか欲しい。
★★★★★…オススメ(人を選ぶものもあり)
ストーリー重視目。+αで色彩とか画面における真理表現も評価したりしなかったり。
素人目なんでそこら辺は生暖かくお願いします。

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バーンアフターリーディング(★★★☆☆)
アホどもが不倫や離婚訴訟とかでなんやして勘違いの末国レベルの話になっちゃう話。結局CIAがめんどくさくなって金で収拾付けるハッピーなエンド。
バカ笑い映画なのかな?っておもったけどクスッとした笑いの映画だ。エンドロールが良い
なんにも考える手間がなく、いい運びだった。
ブラッド・ピットのあったまわるそーーーーな演技が最高に脳みそからっぽ感があって良かった。
監督のコーエン兄弟って「ノーカントリー」の監督じゃないか!!!!「ノーカントリー」は本当におもしろくて大好きなのでどーりでおもしろいわけだ。単なるバカ映画だと思って借りたので裏切られた、いい意味で。あのやすっぽいデザインが逆に。逆に。
ノーカントリーの動画貼っておきます。

ノーカントリー
バーンアフターリーディング
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ダージリン急行(★★☆☆☆)

ウェス・アンダーソン監督作品。実は初めて見ます。
うーん。可も無く不可も無くというか、大波のない映画。
三人の兄弟のやり取りだとか、インドの風景がとても綺麗だったりそういうところは素晴らしかったなあ。ロケのお金かかってそうだなととても思いました。
癒しの映画なのかな…コメディだと思ってたけど違った2。
3人の兄弟が父親の死をきっかけに仲違いしちゃうんだけど、最終的に旅の中で仲良しになるとかそういうはなし。三人とも似た者同士でおかしな所もあったせいかあんまり共感できなかったけれど、こういう取り留めの無い話?いや目的はちゃんとあったけど、こうだらっだらする話は別に嫌いじゃない。(といいつつ途中飽きて時間半分のこってることにうぇーってなってしまったが)
うーん。インドのこと知らないからそういう面ではとてもユーモアというか…民族的なこともしれた(葬式など)のでおもしろかった。わたしはまあまあみてよかったな〜って思いましたが人に勧めるのはまた別かな。

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太平洋の奇跡〜フォックスと呼ばれた男〜(★★☆☆☆)

わざわざ映画で戦争みるのにこの映画を勧めるのは別に無いかな〜とおもったので★2つ。
竹野内豊武装解除の儀式がかっこいいとどこかでレビューで読んだのでいつかみたいな〜と思ってた映画。実際かっこ良かった。内容は…普通の戦争映画…人の心情にスポット置いてるので楽しめたかな
しかし山田孝之ってこういう立ち回り多い気がするな…笑
あと海軍陸戦隊を多分初めてみた…?もしかしたら別の映画でみてるかもしれないんですけど、なんかそこはよかったかな。
あと阿部サダヲがわたし大好きなんですけれども、この映画の阿部さんは…いや、こういう阿部さんもいる!けれど私の苦手な役どころをやっていたので…なんかな…(?)

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MILK(★★★☆☆)※1/12追記

普通だった。実際のお話?なのでとくに書く事も無いかな…(?)ベッドシーン?(というにはほんの少しか)もなんか業務的にサクッとやってたかな…あんまり濃いものはなかった印象。ゲイものは嫌いではないので、特に拒否反応とかない(寧ろ俄然見る)し、ベタベタして気持ち悪いっていう男性の人もいるのは、わかる(わかる)のでそういうひとはちょっと苦手かも。
ゲイが市民権得る為に奮闘したはなし。ハーヴィー・ミルクの不思議な魅力は結構好き。同性愛について知りたい人はみてもいいかも。とくに歴史とか興味ないしとりあえず若い子のホモがみたいってひとはマイプライベートアイダホとかその辺みたほうがいい感ある。
ホモ的観点から言えば、最後ヨリ戻すのかな…?って期待もちつつの…もちつつーの…からのそれだったので、結構ショックでした。

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少年は残酷な弓を射る★★★☆☆)※1/12追記

幼少期から母親とコミュニケーションがとれてなくて成長するにつれて美しい外見とは裏腹に中身怪物がそだっちゃったよ典型の映画。個人的には好みの話です。
映像的にも美しかったり、あと「見ている側の想像を掻き立てる」演出が多かったかな。作中で実際にモルモットが殺されるんですけれど、実際どういう方法で、どんな心境で殺したか、表情は…などそういう所が映されていない。(農薬?がどうのとはいってるけど実際どう殺したかは映してない)それが少年を、より怪物らしくみせてるのかなあ。なんて。
主題がとっても安直でびっくりした。もう少し暗喩的な物だと思っていた。金髪美少女とモルモット(スナッフルズ)を殺した罪は黒髪美少年でも許さない…。モルモットがとっても可愛かったです。癒し。時間があるならそれなりにいい塩梅の満足感が得られる感じがある。

 

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ミリオンダラー・ベイビー(★★★★★)

この★のランク付けかなり適当なんですが、それくらいよかったと思ってください(?)是非wikiを見ずに観て欲しい一本。
イーストウッド監督の映画はこれで4本目(実は観てた)なんですが、こちらも渋さの残る最後だったなあ。これがハリウッドなら王道のサクセスストーリーが起きたでしょうに。これがDVDでなく、残り時間も見えない状況だったら、何度もそうあって欲しいと願ってしまう。
もっと年老いた時にもっかいみたくなる映画。多分これって若い未来ある子と老人との対比があるからだなあ。(グラン・トリノもそうだったし)
イーストウッド本人の渋さは心地いい。本人の声も当ててる声優さんの声もすきなんだなあ。
信仰している者が、神父に相談し、「身を引きなさい、神にまかせるのです」の言葉に「彼女は神にでなく俺に助けを求めてる」て言い放ったのがまあ…おきまりなんですけどぐっときた。恐らくその後の行動に響いてくるんだけれど… 「神を背けば自分を失う」…そりゃ23年間も信仰してたんだもんな…でも彼女を助けられるのは神でもなく自分しかいない…そういうところが本当に…一度もタオルを投げる事ができなかった者への試練だろう。 
最後の10分でワ”ッと泣いた。「モ・クシュラ」は本編中でその意味が明らかになっているけれど、それを名付けた者の手で終わらせるという所もなにか考えさせられる所があるというか、フランキーはどんな気持ちでその名を告げたのだろうな…そういえば病室のシーン。マギーは左をみて、フランキーは右をみていたけれど、そういうのもなにか、意図してるのかな。などと。
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次回から感想もうちょっと短くします。